2022/05/09

自家不和合性

リンゴは自家不和合性だ。自分や同種の花粉による受粉では果実を付けない(これを自家不和合性という)。受粉は他品種の花粉を用いた人工受粉になる。ここで多品種同士の受粉により、果実の味が変わらないのか?という疑問が浮かぶ。実は、 リンゴの実は「花托」部分であり、受粉の影響は種子にでるだけで、果実に影響が及ばない。逆に、この種を巻けばミックスされた果実も可能だ。