一度は処分を考えた20年前に購入したオーディオシステム。退職後にその利用率が上がってきた。しかも、最近10年ぶりにBose Wave Music Systemを新たに購入した。このシステムの初期バージョンは今でもリビングで活躍しているが、最近は自室で過ごす時間が増えてきたので、もう1つ欲しくなったのだ。自室にAIWAのラジカセCSD-NS1があるが、ここからリビングのオーディオ・サーバSONY HAP-Z1ESを音源として、ネットワーク経由で利用できない。したがって、音源は主にCDとラジオになる。このHAP-Z1ESを有効活用するために、ネットワーク・オーディオ機種を探してみた。BlutoothやWi-Fiスピーカーはたくさんあるが、どれもラジオがサポートされていない。またBlutoothは音質がしれてるだろう。結局、希望を満足する機種はBose Wave SoundTouch Music System IVしかないことがわかった。外見の2段重ねデザインは気に入らないが、他に選択肢がない。
購入前にSONY HAP-Z1ESを「ネットワーク経由で音源にできる?」がハッキリしなかったのでBoseに電話。「DLNA(Digital Living Network Alliance)対応」との返事が得られたが、具体的に「HAP-Z1ESと接続可能か」「あるいは接続実績があるか」の点がハッキリしない。ネットを検索しても情報は少ない。仕方なくBoseのスペックを信じて購入。
心配していたネット接続はiPadにBose専用アプリを入れて呆気なく接続完了。と言っても「取説」のネット関連の説明が非常に分かりづらい。音質は相変わらず低音重視で、お世辞にも素晴らしい音質とは言えないがこの点は想定内だ(改めてチェロ演奏を聴いてみると、音の伸びが意外に良いではないか)。一番期待していた「ネット経由でオーディオ・サーバやインターネット・ラジオが利用可能」になった。「良し」としよう。
感想としては、CDを持ち運ぶ必要がなくなったことだけでなく、特にインターネット・ラジオをリモコン登録できて、ボタン1つで選択できるようになった点は意外に便利だ(BBC, Tom Leykis Showなど)。ネットとオーディオ、ネットとプリンタ、ネットと体重計などネット経由で使うモノが多くなったが、後者のメーカも、もっと使う易さを追求してほしいものだ。その使い勝手はまだまだ聡明期の段階で、ストレスが溜まるモノばかりが多い。
しかし、音楽や本の電子化はコストとアクセス面で進歩したが、そのモノが持っていた豊かなイメージ(周辺の関連情報)がなくなり、物としては無機質になってしまった印象が強い。例えば、昔のLPやCDが持っていたその音楽や演奏にまつわる情報が完全に抜けている。だから、音の質感や表情が薄くなった印象だ。別の手段で確保していく必要があるだろう。
心配していたネット接続はiPadにBose専用アプリを入れて呆気なく接続完了。と言っても「取説」のネット関連の説明が非常に分かりづらい。音質は相変わらず低音重視で、お世辞にも素晴らしい音質とは言えないがこの点は想定内だ(改めてチェロ演奏を聴いてみると、音の伸びが意外に良いではないか)。一番期待していた「ネット経由でオーディオ・サーバやインターネット・ラジオが利用可能」になった。「良し」としよう。
感想としては、CDを持ち運ぶ必要がなくなったことだけでなく、特にインターネット・ラジオをリモコン登録できて、ボタン1つで選択できるようになった点は意外に便利だ(BBC, Tom Leykis Showなど)。ネットとオーディオ、ネットとプリンタ、ネットと体重計などネット経由で使うモノが多くなったが、後者のメーカも、もっと使う易さを追求してほしいものだ。その使い勝手はまだまだ聡明期の段階で、ストレスが溜まるモノばかりが多い。
しかし、音楽や本の電子化はコストとアクセス面で進歩したが、そのモノが持っていた豊かなイメージ(周辺の関連情報)がなくなり、物としては無機質になってしまった印象が強い。例えば、昔のLPやCDが持っていたその音楽や演奏にまつわる情報が完全に抜けている。だから、音の質感や表情が薄くなった印象だ。別の手段で確保していく必要があるだろう。
・映像や音楽機器にWiFi, AirPlay、Bluetoothのサポートが広まった。このBoseのMusicSystemも専用アプリが無くてもネット経由で、例えばiMac, iPadと接続可能で、外部スピーカーとして利用可能だ。
2022
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